小論文 対策

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Iot

IOT

ついに空想が現実を追い越す日がくるのかもしれない。
今回IOTとはinternet of thingsの頭文字からとったものですべてのモノをインターネットに接続する技術のことを言う。ここでいうモノは携帯デバイスや通信デバイスだけに留まらず工場の機械や果ては衛星機器までを含めた広義の意味合いでのモノを指す。
このIOT最大のメリットはリアルタイムでモノの状態を管理できることにある。常時通信デバイスを監視していることで、たとえ遠隔地にいたとしても正確に今現在接続されているモノがどういう状況下にあるのかを正確に確認することができる。実現されている例をあげると清掃機器であるルンバをあげることができる。スマートフォンで専用アプリをインストールさえすれば、何か異常事態が起きた際に持ち主に通知がいくシステムがすでに実装されている。
2つ目のメリットは、ビッグデータの収集だ。例えば農業用の水撒き機のデータを解析し、膨大な前例データとして収集し続け、最適な運営方法を導き出すことができる。さらには車の速度を収集することで道路の状況を確認し、カーナビに反映させる技術も研究がすすんでおり、渋滞問題解決に画期的な一策となることが期待されている。このように将来的には手元のデバイス1つで仕事から生活まですべての電子機器を統合して操作することができるようになるかもしれない。
しかしデメリットも存在する。すべてのデバイスをインターネットに接続するということは、当然ながらセキュリティの問題が出てくる。万が一セキュリティを突破されてしまった場合、プライバシーや果ては生命までもが危険に曝されることとなる。
また高齢者には操作が難しく、スマートフォンと同じように爆発的普及をした場合、IOT対応の家電を操作できなくなる恐れがある。
デメリットもあるがそれ以上に利便性が高いため、これらIOT製品が普及することはまず間違いない。アイザックアシモフが描いたSF世界がフィクションでない時代は、すでに門戸をあけて我々の眼前に到来しているのかもしれない。

859字 12分